Ty HassyのProgressive Innovation

人類の叡智と知の最先端を探求し続けて・・年、知ってしまうと目から鱗の新しい世界観が目の前に拓けてくるかも知れません。その秘蔵ネタをチビリチビリと小出しにして行きます。乞うご期待!

カザフスタンの天才歌手が玉置浩二の歌を中国語で歌って中国で大ヒットしている話

 1989年に安全地帯の玉置浩二が作って歌った「行かないで」という名曲を、カザフスタンの天才歌手が中国語で歌って、中国で大ヒットしているという珍しいお話をご紹介致します。

 カザフスタンと言えば最近、政治的混乱で大ニュースになってましたが、やはり旧ソ連圏や中国などの独裁国家だった国は、やはり独裁国家の便利さ都合の良さから脱しきれないようで、一時は民主化されたロシアもプーチンによって完全に独裁国家に逆戻りしたし、中国も益々独裁国家への道をまっしぐらだし、ベラルーシカザフスタンもやっぱり民主化など到底望めないようです。

 やはり、民主主義というのは皆が好き勝手言うし、好き勝手するので、とても面倒だし、効率悪いし、まとめにくいから、ロシアや中国の様に経済だけ自由化して政治体制は独裁国家が一番やり易いと確信し始めている国が少なからずあるし、これからその数は増えるかもしれないという懸念すらあります。

 しかし、どういう政治体制にあっても、それぞれの国の国民は結局、同じ人間同士だし、人間としての思いも感動も望みも同じなんだろうなあって、このような動画を見ると改めて思います。

 この動画の歌手は、カザフスタン出身のディマシュ・クダイベルゲンという今や世界的に有名な歌手で、日本の玉置浩二の歌を中国語で歌って中国で大ヒットしているというのは、音楽というのは正に国境も時代も言語も超えて、同じ思い同じ世界観を共有できるんだということをつくづく感じます。改めて音楽の可能性に希望が湧きました。

 玉置浩二という日本人が作った日本人の感性・思い・心情が滲み出た曲を、全く異国のカザフスタンの歌手が完全に自分のものにして、それを再度異国の中国人に向けて中国語で歌い、それを聞いた多くの中国人が涙するというのは、正に玉置浩二の曲を介して、日本人とカザフスタン人と中国人が同じ思いを心情、世界観を共有できた瞬間だったんだと思います。

 そう思うと、このようなお互いに同じ思いを共有し合える媒体がもっともっと必要だし、そのような数多くの媒体を通じて、世界中の人々の心が一つに繋がる事が出来ればどれほど素晴らしいかと夢想してしまいます。

 これが、単なる子供じみた夢想ではなく現実になることを願って止みません。

 https://www.youtube.com/embed/gMoRllFwtas

 

 ついでなので、玉置浩二本人の「行かないで」もアップしておきます。

 https://www.youtube.com/embed/Sq9kzilICos

 

 もうひとつ、ついでにMISIAの「行かないで」もアップしておきます。

 https://www.youtube.com/embed/vZ2f_C-JQvM

 

 さらについでに、絢香玉置浩二の「行かないで」もアップしておきます。

 https://www.youtube.com/embed/9Pm_1Jaowa0

 

 どれも泣けます!

今、アメリカに起こっている事の本質

   アメリカの大統領選挙を通じて見えて来る今のアメリカの混乱ぶり は目に余るものがあります。
 何故、こんなことに成ったのか?
 端的に言ってしまえば、最大の要因は貧富の格差拡大です。
 この貧富の格差の拡大は単にアメリカだけの問題ではありません。 世界中の先進国でも同様の現象が起きています。日本も例外ではな く、特に貧困家庭の割合では日本は先進国の中でもトップクラスの 最悪の状況に成っています。
 いま世界中の富の99%は人口1%の人々のものに成っています。
 つまり、99%の人々は世界中の富のわずか1%だけを分け合って いるのです。
 何故、こんなことに成ってしまったのか?
 それは、企業の株主に対する配当金の上昇率が、企業の従業員の給 与の上昇率より高く設定されているからです。
 これは、株主はどんどん儲かるが、従業員はどんどん貧乏に成って 行く仕組みに成っているという事です。
 では、株主の配当金の上昇率よりも従業員の給与の上昇率を高くす れば良いのでは?と誰もが思うでしょうし、実際そうすれば、見る 見るうちに世界中の全ての人は豊かになると思います。しかし、 株主はあまり儲からなくなります。従って、株主の御機嫌を損ねる ような事はどの企業もしたがらないし、そもそも従業員の給与があ がるとコストが上がって、企業の国際競争力が失われるので、そう したくても出来ないのです。
 では、どうすれば良いかというと、国連が中心に成って、国際的な 取り決めを行えば良いのです。つまり、世界中の企業は、株主の配 当金の上昇率より従業員の給与の上昇率の方が高くしなければなら ないという強制力のある国際協定を作れば良いのです。
 これで、全ての問題は解決します。しかし、そのような国際的取り 決めを成立させるには、そうするべしという国際世論が高まらない 限りできません。
 そのような国際世論を高めるには、世界中の人々が今の貧富の格差 の原因が、そこにあることを自覚する必要があります。
 しかし、残念ながら、まだ上記の様な認識はごくごく一部の人々に しか共有されておらず、殆どの国の指導者は、トランプの様なアメ リカの人々が仕事を失うのは、中国や不法移民が安い労働力で仕事 を奪うからだ!と言って、原因を貿易不均衡や不法移民のせいにして いますが、上記の様な国際的な取り決めをしない限り、企業が安い 労働力を求めて、高い給与の従業員は切り捨てようとするのは止め ることはできません。だから、 世界中で人々の給与水準は下がり続けているのです。日本も今の給 与水準はバブル期の半分ぐらいかもしれません。そして、 儲かっているのは、どんどん上昇する株の配当金を得ている株主だ けなのです。
 しかし、世界中の人々も政治家も、問題の本質が、従業員の給与の 上昇率を、株主の配当金の上昇率よりも高くすれば良いだけだとい う事実に気づいておらず、全世界的にそういう規則を作ってしまえ ば明日からでも実行できるという事実に思いが至らず、 対処療法的に、移民の流入のせいにしたり、イギリスの様に自由貿 易から離れようとしたりと、的外れなことばかりしているのです。
 各国とも問題の本質を見誤っているせいで、状況は一向に良くなら ず、貧富の格差の拡大によって人々のフラストレーションは溜まり に溜まっており、その矛先が、移民やマイノリティーに向かってい るため、今、世界中で民族主義や白人至上主義的な運動が巻き起こ っています。
 アメリカのトランプも失業問題を解決しようとはしていましたが、 結局は減税などで株主達の都合の良いように利用されただけで、彼 のアメリカの保守層や白人至上主義者たちの支持に応えようする姿 勢により、人種間の分断がますます深刻になり、人々のフラストレ ーションはより一層人種間や保守とリベラルの対立に向けられるよ うな状態に成っています。
 更に、問題をややこしくしているのは、Qアノンという陰謀論を信 じる人々で、今の問題の全ては、アメリカ全体を陰から操っている 闇の勢力のせいだとしているのです。
 しかし、彼らが信じている内容はあまりにも荒唐無稽で、後々になっ て全部嘘であることが分かるような内容ばかりに成っています。
 このような嘘を本気で信じる人々は、最終的に社会的信用を失うの で、今後は誰も陰謀論など信じる人は居なくなると思います。 しかし、ひょっとするとそれこそが最大で本当の陰謀なのかもしれ ません。

ウィキペディアにも載っていないハロウィンについての蘊蓄

 明日はハロウィンです。僕は日本ではハロウィンのイベントに参加した事はありませんし、今後もないと思いますが、その代わりハロウィンの起源については詳しいので、ここで少しばかりその蘊蓄を述べておきたいと思います。
 ウィキペディアではもちろん、他でもあまり見られない蘊蓄ですので、友達に鼻高解説できるかもしれません。

 人類の歴史をよーく調べてみると、ホモサピエンスが登場してからしばらくすると、自然神・精霊信仰が広がり、その後、農耕・牧畜をするようになるとそれらの生活手段をもたらしてくれた先祖を祀る「祖霊信仰」が一般的となりました。

 そして、キリスト教などの一神教が広がった地域以外では、それらの原始以来の習俗は残存し、今でもアフリカやアジアの辺境の地ではそのままの形で残存しています。

 祖霊信仰というと、どうしても東洋の風習のように思われている節がありますが、それは単に東洋の方が今でもそれが残存している地域が多いからに過ぎません。

 実は西アフリカのなどの辺境の地域でキリスト教イスラム教の影響が及んでいない地域ではいまだに祖霊信仰が行われているのであります。そして、その状況を事細かく調査報告した論文も出されている訳であります。それらを読むと、西アフリカの祖霊信仰の風習というものがアジアや日本に残存する祖霊信仰の風習と多くの共通性を持ち、発想も世界観もほぼ共通していることが良く分かります。

 祖霊信仰以前は、自然神・精霊信仰が原始人類共通のものでした。つまり、あらゆるものに神や精霊が宿るという信仰です。狩猟採取が主な生活手段であった原始人類にとっては自分たちの運命は自然の状態に大きく左右されることが多く、必然的にありとあらゆる自然物を拝むようになり、猟や採取の出来不出来も自然神や森の精霊のご機嫌次第と信じるようになったものと思われます。

 しかし、人類が農耕や牧畜を始めると、そのような新たな生活手段を子孫に継承していくシステム(日本ではそれを「家」と呼び、いわゆる家制度の元になっています)が確立され、そのシステムの管理運営者達が死後もそのシステムと子孫の存続繁栄を見守ってくれると信じられるようになりました。それが祖霊信仰の始まりです。

 そのような先祖によって開拓された耕作地や牧場を継承する子孫の義務は、そのシステムの創始者や代々の管理運営者を祀り、作物や家畜の安定した生育と自分たちの日々の生活の安全を祖霊に祈願することであり、祖霊はその祈願に応えるように、子孫のための安定した食糧供給と安全な生活が実現されるように常に見守って守護してくれるとされています。

 祖霊というのは一つの神的集合体であり、個々の先祖は時が経つにつれて、祖霊という集合体に融合します。しかし、子孫によって正しく祀られなかった先祖や事故や疫病などで死んだ先祖は祖霊には成れず、死後行き場が無くなって永遠に彷徨い続けることに成ります。そのような祖霊に成り損なった先祖は子孫にも作物にも災いをもたらすとして厄介者扱いされることになります。

 また、祖霊信仰の世界観では所謂あの世は存在せず、祖霊も、浮遊霊も精霊も全て我々と同じ世界に存在し、普段は、少しだけ人里離れたところにいるが、年に何回か人里に降りて来て人々と交流するとされています。

 日本の伝統で言えば、山の神も田の神も氏神様も年神様も全て祖霊の別名と考えてよいと思います。お盆も正月も本来は祖霊と人々との交流の日であったわけです。お盆は仏教の行事だと思われていますが、本来は仏教とは全く関係のないものです。中国も祖霊信仰の国であった為そこら辺で仏教と結びつけられたものと思われます。

 この人々と祖霊との交流の日には、先に述べた祖霊に成り切れずに行き場を失った浮遊霊達も一緒に参加しようとするため、日本でも全国各地で今でも悪霊退散のお祭りが行われています。あの悪霊とは、鬼と言われるものですが、鬼とは特に中国での元々の意味は死者の霊のことで、先に述べた祖霊に成り切れなかった浮遊霊のことを意味しています。

 そして、日本においては、精霊起源の災いをもたらす者や先の浮遊霊も全てまとめて鬼と言って、彼らを追い払う行事が数々あるという事です。節分の豆まきなどもその一つです。

 ということで、随分と前置きが長くなりましたが、本題のハロウィンは、ケルト民族の原始以来の精霊・祖霊信仰の宗教行事がキリスト教の影響力を掻い潜って現在まで生き残ったものと思われます。10月31日は彼らにとっては年末に当たり、年神様を迎えるにあたって一緒にやってくる悪霊たちを退散させるために、色んな格好をして彼らを驚かせて退散させようという趣旨です。そういう意味では、上記の日本の各地のお祭りの趣旨とほとんど同じであることが良く分かると思います。

 また、今ではキリスト教の行事日になってしまった11月2日の万霊節も、元は各民族の精霊・祖霊信仰の行事だったものが、キリスト教的に解釈変更されたものと思われます。

 従って、ハロウィンなどは、今でもアメリカの原理主義的なキリスト教教会では御法度となっており、熱心なキリスト教信者はハロウィン行事などに参加してはならないことになっております。

 ということで、日本はもともと元祖ハロウィンの国で、お盆も秋祭りも正月もみんな本来はハロウィンと同じ趣旨のものであったという事です。

 ただ、昨今の日本のハロウィンは元々コスプレ大国であった日本が、ハロウィンの時期に合わせて行うようになった新たなコスプレイベントとしての意味合いが強く、そういう意味では、欧米とは意味合いの違う独自の文化現象であると言えるかもしれません。

偉大なる天皇陛下と日本国民の面汚したるネトウヨと政治家達

 私は、尊敬する人は誰かと問われれば、真っ先に浮かぶのが、先の平成天皇陛下御夫妻ですと答えたいと思います。 
 あのお二人は、日本人の美徳である、高潔さ・誠実さ・正直さを正に体現された方々で、災害被災地の人々への対応にも本当に心が籠っていて、嘘くささが一切ないところにいつも感銘をうけたものです。 
 損得勘定でしか動かない下賤な政治家達の口だけパフォーマンスとは雲泥の差を感じたものでした。 
 そして、その後継者である今の天皇陛下御夫妻も正に日本の代表に相応しい、品格と人間性を体現されていると感じます。 
 平成天皇陛下御夫妻は、沖縄への慰霊参拝や、先の大戦で犠牲となって人知れず放置されたままになっている南洋諸島戦没者の慰霊参拝にも本当にご熱心でした。 
 これもまた都心から10分で行ける靖国神社に車で乗り付けて、先の大戦の英霊に敬意を表するなどと称して、ふんぞり返っている嘘くさい政治家どもとは大違いでした。 
 そもそも、沖縄や南洋諸島など多くの戦地で無理やり玉砕させられた何十万人という市民や日本兵は、一人一人の命など、消耗品ぐらいにしか思っていなかった軍の幹部たちの無計画で無謀な作戦によって無意味に犬死させられた人々です。 
 敵軍によって命を落としたというより、味方の軍の幹部の時間稼ぎの為に利用されて犬死させられたと言っても過言ではないと思います。しかも、そういう無責任な幹部たちは、自分達だけ平気で生き残って、戦後も何事も無かったかのように優雅に過ごしたのです。あるいは終戦までに亡くなった人もA級戦犯で処刑された人も、その重大なる罪を当の日本国民からは一切問われること無く、公然とあの靖国神社に英霊として祀られています。 
 東京裁判などと言うものは、広島・長崎で意図的に沢山の人間が犠牲になるように人体実験をした日本以上に悪質なアメリカなどの戦勝国による見せしめパフォーマンスに過ぎないと思いますが、そんな茶番劇で裁かれるのではなく、多くの日本国民を犬死させた当時の日本軍の幹部たちは、日本国民に対して重大なる罪を犯した殺人犯達なのですから、日本国民自らが裁くべきであり断罪すべきだったのだと思います。 
 その様な、正当な裁きと断罪が成されるどころか、犯罪者たちを丁重に英霊としてお祀りして、皆が拝みに行くなどとは言語道断であると言わざるを得ません。 
 彼らは日本国民だけでなく近隣諸外国に於いても多くの犠牲者を出し、その事に関しては未だにそれらの近隣諸外国から糾弾されておりますが、そのような糾弾が未だに続いているのは、上述のように、日本国民自らが先の戦争犯罪の主犯達に対する断罪を全くしていないことに起因していると思います。 
 その点が、ドイツとの最大の違いであると思います。もちろん、当時の最高責任者は昭和天皇であったため、戦争犯罪の主犯達を断罪しようとすると、昭和天皇にも責任が及ぶため出来なかったのかもしれませんが、昭和天皇は、本当の主犯達に操られていたに過ぎず、主犯達の嘘の情報によって、都合の良い様に利用されていたに過ぎません。 
 そういうことも含めて、改めて、当時の本当の主犯達の罪を検証して、きちんとけじめをつけるべきだと思います。 
 日本の戦争犯罪を糾弾している中国などは、チベットなどで大戦中の日本軍以上の蛮行を働き、多数の犠牲者を出して、未だに不当な支配を続けているので、彼らに日本の戦争犯罪を糾弾する資格はないと思います。 
 韓国軍もベトナムで極悪非道な蛮行を働いて、今、糾弾されています。それに今の文政権は北朝鮮の傀儡政権みたいなものなので、正に「お前が言うな」という感じですが、だからと言って、旧日本軍の蛮行と嘘と多数の人間を虫けらの如くに死なせた罪が、消える訳でも、許されるわけでも、正当化されるわけでも免除されるわけでも決してありません。 
 二度と同じ過ちを繰り返さない為にも、日本人自らが、先の大戦の本当の主犯達の罪を徹底的に断罪しておくべきなのだと思います。所が、日本には彼らの罪を断罪するどころか、彼らを擁護して、正当化して、彼らが犯した数多くの過ちを無かったかのように矮小化することが愛国心であり、その罪を断罪することは自虐的な売国行為であると勘違いしている浅はかな人々が沢山います。彼らは、先の大戦の本当の主犯達を断罪するどころか、英霊としてお祀りして拝んでいるのです。 
 今の安倍首相の祖父である岸信介氏などは、自らがA級戦犯であり、彼自身が主犯格の一人であるにも関わらず、最後まで自分達は何も悪くなかったと言い張った人でした。正に盗人猛々しいとはこのことです。 
 彼らには、日本人の美徳である、高潔さも誠実さも正直さもなく、ひたすら嘘の情報で塗り固めて日本国民を騙しながら無謀な戦争を続けて、日本を滅茶苦茶にしたのです。その様な、日本人の風上にも置けないような無責任で尊大な連中の尻拭いを、平成天皇ご夫妻は黙々とされてきたのだと思います。 
 平成天皇ご夫妻の見るからに誠実なお人柄とお言葉と行動に対しては、あの中国でさえも感銘を受けて、一目置いて敬意を表していたとされています。 
 どんな歴史的経緯が有っても、本当に高潔で誠実で正直な人間の真心の籠った言葉や行動というものは、世界中の人々の心を動かし、打ち解け合い、理解し合える道を開いていくものだと思います。 
 平成天皇ご夫妻と現天皇御夫妻は、その人間性そのものが日本人の本来の美徳を全て体現しておられますので、今後、世界中の国々との相互理解に大きく貢献されていくことが期待されます。 
 それに比べて、先にも述べた、昨今ネットやテレビで発言力を増してきているいわゆるネトウヨ的な発言をする人々や政治家達には、本来の日本人の美徳である高潔さも誠実さも正直さのかけらもなく、ひたすら他国の人々を差別し、卑下し、自国の事ばかり自賛して、都合の悪い過去はことごとく矮小化あるいは正当化して、それが愛国心であるなどと大きな勘違いをしている浅はかな人々が沢山います。 
 真の高潔さ・誠実さ・正直さとは自らの過ちを認めて、二度と同じ過ちを繰り返さないことを誓う勇気と潔さを持つことです。過ちを認めることを自虐主義などと拒否することは、傲慢で尊大で反省ができない厚顔無恥な人間のすることで、そういう人間は必ず同じ過ちを何度も犯すものです。そして、過ちを認めないことが国を愛することであるなどという小学生でも分かるような欺瞞を大声で叫ぶことにより、益々、世界中からの信用を失っていくのです。 
 そういう意味では、彼らは、先の大戦で、日本国民を騙して、日本人兵士の命を消耗品の様に使い捨てして、自分達の尊大なプライドの為だけに、日本人全員の全滅もやむなしと考えていた究極のナルシスト達と同類の人々なのかもしれません。 
 かれら究極のナルシスト達にとっての愛国心とは、素晴らしくも美しい自分とその素晴らしい自分が属する国である日本は、他国よりも素晴らしく優れており、過ちは犯さないし、常に正しいことしかない、限りなく完全無比の国であらねばならないと信じており、その殆ど願望の様な思いこそが、愛国心なのです。つまり、彼らの愛国心とは、自己愛の拡大版に過ぎないのです。そんな、偽物の自己愛の延長みたいなものを愛国心などと言われたら、愛国心の名が廃ります。 
 そのような排他的で自己中心的で自国第一主義の偏狭な彼らの愛国心とは対照的に、天皇陛下が体現されておられるような真の愛国心とは、国民一人一人の命の大切さと幸せを心から願い、その一人一人の喜びと悲しみにいつも寄り添い、諸外国の人々にも、日本人の高潔さと誠実さと正直さを体現して真心をもって接し、真に相互の理解と尊敬の念を育むというものです。 
 せっかく天皇陛下が心を尽くして日本人の美徳を世界に示しておられるのに、世のネトウヨと称される人々や政治家たちは、その偏狭で差別的、民族主義的、国家主義的で見苦しいほど尊大な言動によって、日本人の品位を著しく貶めており、正に日本人の面汚しであるにも関わらず、その日本人の美徳を汚している張本人たちが、そらぞらしく美しい日本などと叫んでいるのは全くもって矛盾している話だと思います。 
 もし、彼らが本当に日本を美しい国として世界に誇りたいのであれば、先ずはその美しさを台無しにしている彼ら自身の尊大で見苦しい言動を改めて、正に天皇陛下御夫妻の様な世界中から自然に敬意を表されるような品格を身に着けることだと思います

人道に対する罪を犯した渡部建

 これまでは、日本の週刊誌が芸能人の不倫ネタばかりを取り上げているのに、いささかうんざりしておりましたが、今回の渡部建の所業は、これまでの不倫問題の次元を超えた信じられないほどの悪質さで、比較はできないけど、ある意味で、今全世界で大問題になっている、あのミネアポリスの黒人殺害事件と同質の悪質さを感じさせるものだと思いました。
 もちろん、佐々木希を裏切ったという最大の問題はありますが、それにもまして今回の件は不倫相手の女性に対するあまりにも、非人間的な扱い方が、常軌を逸していて、相手の人格を無視して、殆どモノ扱いしていることです。
 もちろん、それに応じてきた女性の方にも非が無い訳ではないとも思いますが、どういう状況であろうと、同じ人間同士として、相手の人格に対する最低限のレスペクトをもち、その人格を尊重する態度をとるのが、人間社会の大原則であるはずなのに、渡部健は、その人間としての最低限のルールを守らず、相手を完全にモノ扱いして、そのくせ、利害の絡む相手や社会に対してはとことん善人を演じて見せる、その狡猾さが、限りなく悪魔的であると思います。
 そういう意味で、あのミネアポリスの警官と通じる部分があると思いました。あのミネアポリス警官の行為がこれほどまでに世界中で問題に成っているのは、相手の人格と人間性を完全に無視しして、殆ど当然の如く動物扱いしているあの態度であり、その裏に潜む差別的な闇の深さなのです。徹底的に糾弾されるべきそのような非人間的な所業という意味では、渡部も全く同罪だと思います。
 ただ、大きな違いは、あの警官は殺人罪で裁かれて、罰せられますが、渡部健が法律的に罰せられることは無いということです。
 残念ながら、彼の所業は、刑事罰の対象にはなりませんが、明らかに人道に対する重大なる罪にあたると思います。
 今回の問題は単なる芸能人の不倫問題として片付けるべきでは絶対にないし、ましてや女性側の問題として渡部の非人間性を弁護するような意見は問題の深刻さを看過させるだけで、今問題と成っている人間相互のリスペクトの問題を考え直す機会を失う事になると思います。
 あのような非人間的な男は、徹底的に社会的制裁を受けるべきだと思います。

ガスター10が新型コロナに効くかもしれない-続報-

 

前回、市販の胃薬のガスター10が新型コロナの治療薬として有力視されているというお知らせを致しましたが、その後、詳しい研究結果を報告する論文が発表されましたので、その概要を改めてご紹介致します。
前回お知らせした時は、ガスター10の主要成分であるfamotidineがウィルスの増殖を抑える可能性があるとお伝えしましたが、その後の実験の結果、ウィルスそのものの活動を阻止するのではなく、ウィルスによって引き起こされる免疫過剰反応を抑える働きがあることが分かったようです。
今回の新型コロナによる重症化と死亡原因の多くは、サイトカインストームと言われる免疫過剰反応であることが最近明らかにされましたが、famotidineはその過剰反応を阻止する働きがあるため、重症化を防ぎ、死亡率も下げるという臨床結果になるのだそうです。
さらにfamotidineは免疫過剰反応を抑えるだけでなく、正常な免疫反応を活性化する働きもある事が症状改善に寄与していると考えられるとの事です。
これまでは、famotidineが新型コロナの重症化と死亡率低減と症状改善に有効であるという事実だけが分かっていて、そのメカニズムは不明でしたが、今回の論文ではそのメカニズムも明らかにされています。
まだ、ガスター10を買って無い人は、既にアメリカでは売り切れているそうなので、今のうちに買っておかれる事をお勧めします。 

https://www.researchsquare.com/article/rs-30934/v1

ガスター10が新型コロナウィルスに効く?

世の中、新型コロナウィルスの蔓延で大変な事に成っておりますが、市販の胃薬ガスター10の主成分である、famotidineが、このウィルス増殖を阻止できるのかも知れないと言う、アメリカの科学誌Scienceの記事を先月末にたまたま読んだので、早速、我が家でもガスター10を9箱購入した次第ですが、この度、その日本語訳の記事が、Web上にアップされているのを発見しましたので、噂が広がってガスター10が薬局から消える前に、皆様にいち速くお知らせしておこうと、ここにご紹介する事に致しました。あと半月ぐらいで、正式な治験結果が発表され、マスコミでも大きく報道されると思いますが、それまでは信じるか信じないかはあなた次第です😉❗ 

https://www.pancan.jp/index.php?option=com_content&view=article&id=977:%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%9A%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E6%84%9F%E6%9F%93%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%83%B8%E7%84%BC%E3%81%91%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E8%96%AC%E3%81%AE%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%A7%8B%E3%81%BE%E3%82%8B&catid=113&Itemid=1043

尚、オリジナルのScienceの記事はこちらです。 
https://www.sciencemag.org/news/2020/04/new-york-clinical-trial-quietly-tests-heartburn-remedy-against-coronavirus