Ty HassyのProgressive Innovation

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先祖が祟ることは絶対にないし、地獄に落ちるのは地獄に落ちると言って人を脅す人です。

<ENGLISH> 

 

 昨今、韓国生まれの国際的な恐喝詐欺犯罪組織である統一教会の悪事が次から次へと暴かれていますが、そもそも単なる犯罪組織がどうやって宗教団体の名を借りて、多くの人を騙して来たのかをざっとおさらいしておきたいと思います。

 そもそも統一教会キリスト教を説いていますが、正統派のキリスト教では、イエスキリストが救世主であり、自分の考えに囚われて神の教えを素直に受け入れる事が出来ない人間の罪深さを全人類に代わって贖ってくれたイエスキリストの愛を信じる事で、神の愛を自分の中に受け入れていけるとされています。

 要は、自分独自の考えに固執するのを止めて、神の教えを信じ、神の愛に自分の全てを捧げる事で、神の愛が自分を包み込んでくれて、神の愛の中に生きる事ができるとするのが、本来の正統的なキリスト教の教えです。

 従って、極論すれば、そういう心境になる事さえできれば、聖書一冊あれば十分で、教会も要らないし、牧師も説教者も要らないし、ましてや誰にお金を払う必要も全く無いわけであります。

 そして、聖書の中には、後の世においては、自ら救世主を名乗る偽キリストが沢山登場するが、決して彼らに騙されてはいけないとも明記されております。

 つまり、イエスキリスト以外に、新たなる救世主を語る者は、全員偽キリストであり、彼らこそがサタンの手先であるとされているのです。

 そして、統一教会文鮮明は正に新たなる救世主を自称しており、彼こそが聖書にも予言されている数ある偽キリストの一人であり、サタンの手先なのであります。

 彼自身がサタンの手先であるからこそ、幸せや家庭の大切さを説きながら、実際には、財産の殆どを巻き上げて、家庭を崩壊させて、家族を不幸のどん底に突き落とすような事をしても平気なのであります。

 真に神の愛を体現するものは、ただひたすら与えるのみであり、どんな名目であっても絶対にお金を要求する事はありません。

 お金を要求するのは、完全に悪魔の所業であり、どんな名目や理由をつけていても、結局お金を要求している限りその正体はサタンなのです。これは断言できます。

 更に、不幸の原因は先祖が祟っているからというのも、そんな教えは本来のキリスト教には全く存在しませんし、そういう発想自体は、祖霊信仰由来のものですが、キリスト教を信奉していることになっている統一教会が、祖霊信仰の発想を使って、日本人を脅迫しているのは、要するに彼らは、脅迫して金を騙し取ることさえできれば、その理由がキリスト教であろうと本来は祖霊信仰のものであろうが、そんなことはどうでも良いということです。

 つまり、彼らの目的は、人を脅迫して金を騙し取る事であって、その人の幸せの事など、全く考えていないということです。だからこそ、幸せになるどころが、多額の献金をすることで家庭が崩壊して、不幸のどん底に陥る人が続出するのです。これほど、悪質な悪魔・サタンには滅多にお目に掛れない程、彼らが凶悪な悪魔である事は確実です。

 また、祖霊信仰においても、生きている子孫の様々なトラブルは、祖霊が満足していない場合や、祖霊に成り切れなかった浮遊霊によってもたらされると信じられていますが、いずれの場合も子孫の心を込めた供養や、思いやりによって、解決することであり、お金で解決するものでは絶対にありません。全て、気持ちの問題なのです。

 気持ちの問題と言えば、人間の意識というものはとても大きな力をもっているので、極論すれば「あらゆることは気持ちしだい」と言っても過言ではないかもしれません。

 例えば、先祖の祟りを信じている人は、その思いによって、色んなトラブルが身の回りで起こり、それによって益々、先祖の祟りを確信してしまうという事が良くあります。

 逆に言えば、先祖の祟りなど、全く信じていない人には、それらしい出来事は全く起こらないのです。

 人間の心が生み出す不思議な現象で有名なものとしては、スペインやイタリアではマリア信仰が盛んで、多くの人が聖母マリア様を信仰しています。そういう地域で、多くの人の目の前で突然空に聖母マリア様が現れて、お告げをされるということが、しばしば起こるのです。それは2000位の人が目撃し、マスコミやテレビでも取り上げられるほどです。

 つまり、多くの人が心から信じている事は、時として現実の出来事としても現れるということです。でも、同じような現象はマリア信仰が無い所では絶対に起きません。

 更に、エクソシストと言われる悪魔祓いの儀式も、それを信じている地域では必ず定期的に誰かが悪魔に取りつかれて、エクソシストによって悪魔祓いされているそうです。そして、とりつく悪魔の名前も何種類かあって、必ずその何種類かの悪魔の一つが誰かに取りつくのだそうです。

 また、日本の東北地方には座敷童がいるそうですが、そう信じられている所では、実際に座敷童が目撃されるそうです。

 更には、日本では、昔、狐憑きという憑依現象が良く起きて、狐に取りつかれた人は正に狐の様に鳴き声をあげて飛び回り、それを行者が追い出すと、正気に戻るということが良くあったそうですが、そういう現象を信じる人の数が減って行くと同時にそういう現象自体も起こらなくなってきました。

 つまり、座敷童は、絶対にヨーローパには登場しないし、逆にエクソシストの悪魔も絶対に東北地方には登場しないです。

 要するに、いろんな現象は人々の信じていることによって生み出され、多くの人が信じている事は時には同時に多くの人々によって目撃される現象として表れる事もあるといことです。

 ということで、先祖が祟るなんてことも、そう思い込むと、ホントにそうなるかもしれませんが、初めから信じていなければ、絶対にそう言う事は起こらないという事です。

 また、地獄に落ちるなんて言う脅しも、そうやって人を脅して金を巻き上げている人が、実は一番罪悪感を感じているはずで、その罪悪感によって、死後もホントの地獄の苦しみを味あうことになると思います。

 他者に対して悪意もなく、正直に誠実に生きている人が地獄に落ちる事は絶対にないと断言できると思います。