Ty HassyのProgressive Innovation

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自分大好き!自国だけ大好き人間が、嘘つきになる理由。

<ENGLISH>

 人間には、事実関係を見極めて、出来るだけ客観的な判断をしようとするタイプの人と自分が信じたい事だけを事実として受け入れて、信じたくない事はフェ―クニュースとして絶対に受け入れようとしないタイプの人がいます。

 多くのロシア大好き人間のロシア人は、プーチンウクライナに不当な侵略をして、残虐の限りを尽くしているというニュースは、信じたくないので全部フェ―クニュースとして信じようとせずに、逆にプーチンはネオナチであるゼレンスキー政権を倒すために正義の戦いをしているという全くのフェ―クニュースを唯一の真実として信じています。

 大抵のロシア人は国営放送だけでなくネットでもニュースが見れるので、両方のニュースは聞いている訳ですが、ロシアが悪者に成っているニュースは信じたくないので、フェ―クニュースとして受け入れようとせず、ロシアは正義の為に戦っているという嘘のニュースだけを真実として信じている訳です。

 つまり、多くのロシア大好きなロシア人にとっては、真実や事実などどうでも良くて、自分が心情的に納得できることだけを受け入れて、そういう嘘にまみれた虚構の世界に身を置くおくことで、多くのウクライナ人がロシア軍による攻撃で地獄の苦しみを味わっているという信じたくもない悍ましい現実から、目を背けようとしている訳です。

 客観的な事実を重んじる人は、それがどれだけ残酷で受け入れがたい現実であっても、その厳しい現実と正直に向き合って、自分はそれに対してどうすれば良いのかを、誠実に考えようとするものです。

 しかし、自分が信じたい事しか信じない人は、信じたくない事実や都合の悪い事実とは、絶対に正面から誠実に向き合おうとはぜずに、そんなものは嘘に決まっていると決めつけて無かった事にしようとするのです。

 つまり、真実や現実を否定して虚構の世界に押しやって、逆に全くの嘘で塗り固められた虚構の世界を真実であると思いこもうとする訳です。

 従って、そういう人は平気で嘘をつきます。その典型がトランプです。

 トランプ前大統領は、明らかに選挙で負けたのに、その信じたくない事実を受け入れようとせず、選挙に不正があったという全く根拠のないデマをあたかも真実であるかのごとく、多くの人に吹聴し、真実であると信じ込ませようとしました。そして、自分が犯してきた数々の脱税などの犯罪は、全部フェ―クニュースとして、全くの嘘であると平気で断言していました。

 同じような自国だけ大好き人間で、真実や事実などどうでも良くて、信じたい事だけを信じようとする虚構大好き人間は、日本にも沢山いるようです。

 そういう人々は、そんなに素晴らしく美しい我が国日本が、忌まわしい過ちを犯すはずも無く、過去の世界大戦中の数々の過ちは全て敵国によって誇張されたフェ―クニュースであり、自国の事を悪く言うのは敵国に洗脳された非国民だけで、誇り高い日本人は、フェ―クニュースに騙されてはいけないと、正に今の愛国的ロシア人と全く同じことを言っています。

 ウクライナでのロシアの残虐行為を信じようともしない多くの愛国的ロシア人達が、如何に現実から目をそむけた無智蒙昧なる愚かな人々であるかは、何処の国の誰が見ても明らかな事ですが、それと全く同じことを、我が国の政権政党の主要な人々や、それを支持する多くの愛国的と自称する人々がしているのに、それが如何に愚かな事かは自分では気づかないのかも知れません。

 そして、今、我が国でもそういう愚かな自称愛国的な政治家達は、敵国の工作員の策略にまんまと乗せられて、愛国どころか日本国民を食い物にしてその財産の多くを外国に送金するという正に売国奴的な行為に加担させられきたことが発覚してしまいました。しかし、そういう連中はそもそも真実には関心が無いし、自分の加担した組織がどれ程多くの日本人を苦しめたとしても、その事実と真摯に向き合う事は決して無く、良心の苛責も全く感じないので、自分は全然関係ないと平気で嘘をつけるのです。

 つまり、彼らにとっては、事実や現実は何の意味も無く、ひたすら自分の信じる虚構の中の理念にしか価値を感じないのです。

 ヒットラーはそのような虚構の中の机上の理念を、無理矢理現実化しようとして、現実世界を地獄に突き落としたのでした。

 現実と真摯に向き合おうとしない人間は、必ず現実世界を地獄の様な状態にしてしまうものです。

 そして、あらゆる不当で理不尽な行いというものは全て「嘘」から始まります。

 ナチスポーランド侵攻ポーランドのドイツ人が迫害されているという全くの「嘘」を口実にして始められました。

 ロシアのウクライナ侵攻も、ゼレンスキー政権がナチスであるという全くの「嘘」を口実にして始められました。

 トランプ支持者の国会議事堂占拠も投票に不正があったという全くの「嘘」をきっかけに始められました。

 そして、我が国日本でも、権力の乱用を誤魔化すために平気で「嘘」をつき、外国の犯罪組織に選挙協力してもらうために、警察のトップを忠実な家来で固めて、犯罪組織がどれほど日本国民を餌食にしてその財産の殆どを取り上げて、本国に送金して、日本国民に深刻な被害をもたらしても、一切、刑事犯罪として取り上げないように便宜を図り、あげくの果てには、自らの不正をも検挙されないように検事総長まで、家来で固めようとしたけど、結局は失敗して、色んな目論見がくずれた政治家もいましたが、今、その尻馬にの乗って、その外国の犯罪組織を絶賛したり、捕まらないように便宜を図ってきた政治家たちが、上記の通りその悪事を追及されつつある訳ですが、既述のように真実と真摯に向き合う気など全くないそういう連中は、最後まで平気で「嘘」をつきとおすつもりのようです。

 昔から嘘つきは泥棒の始まりと言われて来ましたが、今は世界中で嘘つきが影響力を持ちはじめて来ましたので、今や、嘘つきは人類破滅の始まりと言っても過言では無いのかも知れません。

 そういう悲惨な事態を少なくとも我が国では招かないためにも、先ずは、政治家達のどんな「嘘」も絶対に許さないところか始める必要があると、強く思う次第であります。