カザフスタンの天才歌手が玉置浩二の歌を中国語で歌って中国で大ヒットしている話
1989年に安全地帯の玉置浩二が作って歌った「行かないで」という名曲を、カザフスタンの天才歌手が中国語で歌って、中国で大ヒットしているという珍しいお話をご紹介致します。
カザフスタンと言えば最近、政治的混乱で大ニュースになってましたが、やはり旧ソ連圏や中国などの独裁国家だった国は、やはり独裁国家の便利さ都合の良さから脱しきれないようで、一時は民主化されたロシアもプーチンによって完全に独裁国家に逆戻りしたし、中国も益々独裁国家への道をまっしぐらだし、ベラルーシもカザフスタンもやっぱり民主化など到底望めないようです。
やはり、民主主義というのは皆が好き勝手言うし、好き勝手するので、とても面倒だし、効率悪いし、まとめにくいから、ロシアや中国の様に経済だけ自由化して政治体制は独裁国家が一番やり易いと確信し始めている国が少なからずあるし、これからその数は増えるかもしれないという懸念すらあります。
しかし、どういう政治体制にあっても、それぞれの国の国民は結局、同じ人間同士だし、人間としての思いも感動も望みも同じなんだろうなあって、このような動画を見ると改めて思います。
この動画の歌手は、カザフスタン出身のディマシュ・クダイベルゲンという今や世界的に有名な歌手で、日本の玉置浩二の歌を中国語で歌って中国で大ヒットしているというのは、音楽というのは正に国境も時代も言語も超えて、同じ思い同じ世界観を共有できるんだということをつくづく感じます。改めて音楽の可能性に希望が湧きました。
玉置浩二という日本人が作った日本人の感性・思い・心情が滲み出た曲を、全く異国のカザフスタンの歌手が完全に自分のものにして、それを再度異国の中国人に向けて中国語で歌い、それを聞いた多くの中国人が涙するというのは、正に玉置浩二の曲を介して、日本人とカザフスタン人と中国人が同じ思いを心情、世界観を共有できた瞬間だったんだと思います。
そう思うと、このようなお互いに同じ思いを共有し合える媒体がもっともっと必要だし、そのような数多くの媒体を通じて、世界中の人々の心が一つに繋がる事が出来ればどれほど素晴らしいかと夢想してしまいます。
これが、単なる子供じみた夢想ではなく現実になることを願って止みません。
https://www.youtube.com/embed/gMoRllFwtas
ついでなので、玉置浩二本人の「行かないで」もアップしておきます。
https://www.youtube.com/embed/Sq9kzilICos
もうひとつ、ついでにMISIAの「行かないで」もアップしておきます。
https://www.youtube.com/embed/vZ2f_C-JQvM
さらについでに、絢香と玉置浩二の「行かないで」もアップしておきます。
https://www.youtube.com/embed/9Pm_1Jaowa0
どれも泣けます!